皆さん、フォント管理ソフトは使われていますか?
私は今まで「NexusFont」というフォント管理ソフトを使っていたのですが、フォント数が多くなるにつれて動作が重くなり困っていました。
今回新しく試した「FontBase」というフォント管理ソフトが非常に使いやすかったため、このソフトの良かったところと使い方をご紹介します。
FontBaseはOSに直接フォントをインストールせず、使用する時だけフォントのオン/オフを切り替えることが出来る管理ソフトです。
FontBaseの良いところ
全体的に動作が軽い
ソフトウェア立ち上げ時の起動速度はそこそこですが、立ち上がった後のフォントの認識速度とオン・オフの切り替えが速いです。
数百あるフォントのオン・オフを一度に切り替えても動作がもたつきません。
NexusFontは同じフォルダに大量のフォントを入れているとスキャンにかなり時間が掛かっていましたので、この点はかなり心地良い使い心地です。
操作が明確でわかりやすい
ボタンはテキストではなくアイコン表示が基本ですが、マウスオンでメニュー名が表示されるため、なんとなく触っていても自然と使えます。
Win/Mac両対応
私はWindows環境のみですが、職場と自宅で別OSを使っている方は地味に重要なポイントなのではないでしょうか。
基本無料である
追加機能を利用するためには月額制のサブスクリプション制か、一回買い切りで購入する必要がありますが、基本的な機能は無料でも十分に使用出来ます。お財布事情に優しいのは地味に大事ですよ!
基本的な使い方
基本的な使い方は以下の通りです。

1.システム内にあるフォントフォルダ以外にフォントの保存フォルダを作成する
2.作成したフォルダにフォントを入れる(子フォルダを含んでもOK)
3.FontBaseを立ち上げて、フォントの保存フォルダをドラッグ&ドロップして登録する
4.使いたいフォントの左端にある丸をクリックする(フォントがアクティブになる)
5.アクティブにしたフォントがアプリケーションの選択欄に追加される
使うだけならこれでOKです。
次はFontBaseの各機能の使い方を説明します。
FontBaseで出来ること
それぞれ動作がわかりやすいようにGif画像を用意しました。
画像をクリックすると拡大表示出来ます・。
お気に入り機能

フォント欄右上のハートマークをクリックすると、お気に入りに登録することが出来ます。お気に入りに登録したフォントは左メニューのFavoritesで確認することが出来ます。よく使うフォントに設定しておくと便利です。
ピン止めしての比較

フォント欄右上のピンマークをクリックすることで画面上部に1つフォントを固定表示出来ます。そのまま画面をスクロールすると、フォントの表示内容を見比べながらフォントを選ぶことが出来ます。
フォントのグループ管理が出来る

collectionという機能があり、元々保存しているフォルダとは別にグループ分けしてフォントを管理することが出来ます。「クール系」とか「可愛い系」とか、フォントのイメージで分類したり、使用する案件毎に分類してもいいかもしれませんね。
サンプルフォント、フォントサイズ変更

基本機能ですが、しっかり使用出来ます。
初期状態だとテキストの変更が出来ることに気づきにくいかも?
フォントの検索

フォント名で検索が出来ます。検索後の表示速度も早く良好です。
検索窓に文字を入力すると、ビビットカラーの枠線が出るのが個人的に好きです。
Googleフォントの取り込み
Googleフォントをワンクリックで取り込んですぐにオフラインで使用することが出来ます。プレビューが表示される速度も速いため、WebページでGoogleフォントを多様する方には地味に便利な機能だと思います。
背景色、文字色の変更が可能

サンプルテキスト表示エリアの背景色と文字色をカラーピッカーか、カラーコードで指定出来ます。文字の形だけでなく、色との相性を見たい場合に非常に重宝する機能です。
文章レベルでのプレビューが可能

フォントの種類、フォントサイズ、行間、paddingを変更してプレビューが可能です。動画ではやってませんが、テキストの内容自体を変えることも可能です。
まとめ
直感的に使用出来るUIと軽快な動作が売りの良いフォント管理ソフトだと思います。
気になったら、是非使って見てくださいね。
コメント
コメント一覧 (2件)
FontBase、良いソフトですけどフォントのバージョン管理が出来ないみたいです。残念!
「NexusFont」爆速技
【NexusFontが重い場合は「Font Cache」を無効にするといい】
https://aya404.com/blog/graphic/153_nexusfont-cache/
なんてのもあるそうです…参考まで。